満島ひかり(27)主演の日本テレビ系連続ドラマ「Woman」(水曜後10・00)の第10話が4日に放送され、平均視聴率が14・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。
初回13・9%でスタートし、第2話は11・3%、第3話は11・4%と落ち込んでいたが、第4話で初回と同じ13・9%まで回復し、第5話は12・6%だったが、第6話でこれまでの最高の14・7%を記録。第7話、第8話は連続で13・0%とし、第9話で最高の14・9%としていた。10話までの平均は13・3%。
民放の連続ドラマ初主演となる満島は2人の子どもを持つシングルマザーを演じる。最愛の夫を不慮の事故で亡くし、シングルマザーとなった主人公・小春が貧困に苦しみ、時に自暴自棄になりながらも、愛する我が子のために強くたくましく生きていく姿を描くヒューマンドラマ。脚本は「Mother」「最高の離婚」などを手がけた坂元裕二氏が書き下ろしで、「現代の若者たちへ贈る応援歌」。坂本氏と満島のタッグはフジテレビの「それでも、生きてゆく」 (11年7月クール)以来2年ぶり。
共演は、小春の亡き夫を演じる小栗旬(30)のほか、小春の母を演じる田中裕子(58)ら。小春の長女・望海をNHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公・八重の幼少期を演じて注目された鈴木梨央(8)が演じることでも話題となっている。
第10話は、小春が再び入院する中、望海(鈴木)は小春の最近の異変を敏感に察し、小春が病気ではないかと疑い始める。それでも、小春は望海のために、自分の病気のことを絶対に知らせなくないと考えていた。やがて帰宅し、望海に問い詰めれた小春は動揺しながらも否定する。一方、行方が分からなくなった栞(二階堂ふみ・18)を健太郎(小林薫・61)が足を怪我する。そんな中、紗千(田中)に栞から連絡が入る。栞は信(小栗)の背中を押して線路に転落させた男を街で見かけて…という展開だった。
次週はいよいよ最終回。最終回は15分拡大で放送される。