TBS系で22日夜に放送されたドラマ「半沢直樹」の最終回の平均視聴率が、関東地区で42・2%だったことが、ビデオリサーチの調べでわかった。ドラマの視聴率が40%に達するのは、2011年12月に放送された日本テレビ系「家政婦のミタ」最終回(40・0%)以来となる。
「半沢直樹」は、堺雅人さん演じるバブル期入社の銀行マンが、理不尽な会社組織や上司に立ち向かっていく物語。池井戸潤さんの小説が原作で、「倍返しだ!」という主人公のせりふも話題になった。瞬間最高視聴率は午後10時17分の46・7%で、半沢が頭取から子会社への出向を告げられた場面の直後だった。
ビデオリサーチによると、オンライン調査が始まった1977年以降に放送された民放ドラマのレギュラー番組の視聴率(関東地区)では、「積木くずし」「水戸黄門」「女たちの忠臣蔵」に次いで4番目の高さ。平成の民放ドラマではトップとなった。