2020年東京オリンピックの招致活動で活躍した、パラリンピック陸上女子の佐藤真海選手(31)が24日、宮城・気仙沼市の母校で講演を行った。
佐藤選手は、9月7日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれたIOC(国際オリンピック)総会で、最終プレゼンテーションを行い、東京オリンピックの開催決定に貢献した。
その佐藤選手が24日、気仙沼市にある、母校の気仙沼中学校を訪れた。
佐藤選手は「みんなの前に立って、そして報告できること。そして、少しでも元気を届けられることを、すごくうれしく思います」と話した。
生徒や地元住民など、およそ400人が集まる中、佐藤選手は「1つのものを目指すのは、素晴らしいことです。希望を持って、共に頑張りましょう」と話し、生徒たちにエールを送った。