日本のドラマやバラエティー番組などを海外に輸出するための民間組織が新たに発足した。
26日に設立発表会が開かれたのは、放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)。日本テレビなど15の企業・団体が共同で設立し、式典には新藤総務相やクールジャパン戦略担当の稲田大臣も出席した。
BEAJには、放送コンテンツの海外展開により、日本企業や製品ひいては日本そのものに対するイメージ・信頼性を高め、貿易や日本への観光を促進する狙いがある。
BEAJとしては、各国のテレビ局に放送時間の枠を確保し、日本のテレビ番組を普段から見てもらうことを目指すという。関係者は「まずは今年度中にタイとミャンマーで日本では放送済みのドラマを放送したい」と話している。