SonyMobileは、Xperia Zシリーズなどの自社スマートフォンに対し、Android 5.1 Lollipopアップデートの提供を海外で7月より開始すると発表しました。
対象はXperia Z1、 Z2、Z3などのZシリーズ全機種のほか、Xperia T2 Ultra、Xperia C3です。またLollipopアップデートの対象機種にXperia M2とXperia M2 Aquaが追加され、こちらはAndroid 4.4から5.1に一気に更新されます。
なお今回発表されたのはアップデートが7月に始まるという情報のみで、機種別の提供時期は明かされていません。
ただソニーはAndroid 5.0アップデートの際にも、2月に提供を開始すると言っておきながら実際には1ヶ月遅れの3月末に開始したという前科があり、時期は多少前後する可能性があります。
Android 5.1はAndroid Lollipop世代の最新バージョンで、Android 5.0のマイナーバージョンアップという位置づけです。主な変更点はクイック設定パネルのUI改良、デュアルSIMのサポート強化など。
なお今回の発表はあくまでグローバル向け。日本におけるXperiaシリーズへのLollipopアップデートは通信キャリアが提供を発表していますが、時期は公表されていません。またグローバルではLollipopに更新されるXperia Z / Z1は日本モデルではLollipopに更新されないなど、国内のXperiaユーザーからは不満の声も聞かれているのも確かです。