Engadget Japanese 公式 YouTube チャンネルより。ロモジャパンがクラウドファンディングで資金調達し、インスタントカメラ Lomo’Instant を開発したのは既報の通り。今回は、ロモジャパンの星さんをお招きし Lomo’Instant の魅力を語ってもらいました。多重露光やレリーズを利用したバルブ撮影など、アナログ過ぎる機能に新鮮な感動。なにはともあれ動画をどうぞ。
動画は以上です。チャンネル登録すると、抽選でEngadget ステッカーをプレゼントいたします。
Engadget Japanese 公式 YouTube チャンネルより。ロモジャパンがクラウドファンディングで資金調達し、インスタントカメラ Lomo’Instant を開発したのは既報の通り。今回は、ロモジャパンの星さんをお招きし Lomo’Instant の魅力を語ってもらいました。多重露光やレリーズを利用したバルブ撮影など、アナログ過ぎる機能に新鮮な感動。なにはともあれ動画をどうぞ。
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バッテリー喰らいで知られるGoogleの実世界陣取りゲームIngressと、モバイルバッテリーの雄 cheeroがコラボレーションモデル CHEERO×INGRESS モバイルバッテリー 12000mAh (仮称)を発表しました。
12月13日に東京で開催されたIngressの公式ライブイベント、Darsana XM Anomaly のアフターパーティ内で発表されたこの製品は、スマートフォンやタブレット等を充電できる12000mAhの大容量USBモバイルバッテリー。
黒の本体表面にはIngressのロゴをあしらい、周囲にはポータルを思わせる光点を配置し、それぞれブルー、グリーン、ホワイトカラーに発光します。ブルーはゲーム内陣営のResistance、グリーンはEnlightenedをそれぞれ象徴するカラーです。
IngressはGPSを常時稼働させつつ、画面を点灯させてプレイすることが多いため、端末のバッテリーを激しく消費します。そうした背景もあって、本 腰を入れてプレイする際にはモバイルバッテリーを使用することがプレイヤーのコミュニティサイトなどで推奨されており、エージェント必携のアイテムになり つつあります。
ニッチな需要ではありますが、東京を舞台に同日開催されたDarsana XM Anomaly Tokyoに参加を表明したエージェントは5000~6000人規模になるとも言われており、国内のIngressプレイヤー人口は決して少なくありませ ん。Ingressをきっかけとして、モバイルバッテリーの必要性を感じるケースが増加しているともいえます。
入力は5V/1.6A、出力は5V/1Aおよび5V/2.1Aの2ポート。保護機能としては、過充電/過放電時、短絡化時、発熱時、デバイス充電完了時に自動停止する機能を搭載しています。
特徴的なフェイスパターン(イルミネーション)はボタンで6種類から選択可能。もちろんオフにもできます。
外形寸法は約157×75×19mm。重量は約285g。同容量の現行機種cheero Energy Plus 12000mAhと比較してやや厚みは増したものの、全長は縮小しており、側面から表面にかけては斜めのカットが施されています。付属品は、充電用 USB-microUSBケーブル、説明書、専用ポーチ(予定)。
発売は2015年1月末の予定。予約販売も行いますが、詳しい日程は未定。現時点では価格も未定です。
ソフトバンクBB は家庭用インターネットサービスSoftBank Air を本日12月12日から提供開始しました。専用の宅内機器「Airターミナル」をコンセントにつなぐだけで、下り最大110Mbps のインターネット回線がパケット利用量無制限で利用できる手軽さが売りです。
回線にはソフトバンクグループのWireless City Planning (WCP)社が持つAXGP 網を使用。従来モバイルデータ通信に使われていた回線を、モバイルルータではなく据置の宅内機器で利用します。なおWCP のAXGP 網はソフトバンクモバイルのデータ通信サービスSoftBank 4G も使用しています。
SoftBank Air の基本料金は4196円。契約事務手数料は3000円。また「Yahoo! BB 基本サービス」の契約が必須のため、月額300円の「スタンダード」または800円の「プレミアム」が毎月加算されます。
なお加入特典として、「SoftBank Air基本料」を初月無料でその後24か月間は500円引きするとともに、「Yahoo! BB 基本サービス」も初月無料でその後24か月間は300円引きで提供します。
例としてY!BB 基本サービスをスタンダードで契約した場合、月々の利用料金は4196-500+300-300=3696円になります。
宅内機器のAirターミナルは月額490円のレンタルと、1700円 x 24か月の分割払いが選択可能。分割払いを選んだ場合のみ、「月月割」として割賦金額から1700円 x 24か月の割り引きが受けられます。
なお上記の価格はすべて税別表記です。
SoftBank Air の注意点としては、ベストエフォート型サービスのため110Mbps という理論上の最大通信速度は保証されません。
また「Yahoo! BB 基本サービス」の契約期間は課金開始月から2年間で、「プレミアム」で契約していて契約満了月に解約の申し出がない場合はさらに2年間契約が更新されます。
加えて契約期間満了月以外で解約した場合、または契約満了月以外に「プレミアム」から「スタンダード」に変更する場合は契約解除料3000円(税別)が必要です。
Google が Chromecast に新機能ゲストモードを追加しました。
Chromecastに動画や写真を「キャスト」する際、従来はまず同一LANに接続する必要がありましたが、ゲストモードでは ChromecastのWiFi位置情報と可聴域外の高周波音を使い、周囲のAndroid端末と自動でペアリングします。
日本でも家電量販店などでパワープッシュ中の Chromecast は、HDMI端子に接続するスティック型の「テレビでネットコンテンツが楽しめます」デバイス。スマートフォンやタブレット、PCの対応アプリからコンテンツを選んで「キャスト」すると、Chromecastがネットに接続してコンテンツを再生します。
スマートフォンの画面を直接HDMIケーブルやMiracastなど外部出力するのとは違い(※)、アプリ経由で指定されたコンテンツをChromecast自体の内蔵Chromeブラウザがネットから取得して表示するために、ひとつのChromecast の再生キューに対して複数人で動画や音楽を登録して楽しめるのが利点のひとつ。ちょうどカラオケのような仕組みです。
(※ PCのChromeブラウザのタブやスマートフォンの画面をそのままミラーリングするモードもあります)。
しかし従来はキャスト先のChromecastと同じ無線LANに接続する必要があったため、人の家のテレビでおもしろYouTube動画再生大会を開きたくても、まずはLANのパスワードを教えてもらい各自が設定することから始める障壁がありました。
今回のアップデート後は、Chromecastアプリの設定からゲストモードをONにすれば、同一無線LAN内にいないデバイスからでも、YouTubeなど対応アプリのCastボタンを押せば近くのChromecastがキャスト先として見えるようになります。ただし今のところAndroid限定です。
接続にはネットワークから取得したChromecast自体の位置情報とWiFi情報、そして可聴域外の高周波音を使います。Chromecastが人の耳には聞こえない音でPINコード情報を流し、周囲のAndroidデバイスが聞くことで、コードの入力なしに接続が完了します。この仕組でつながらない場合は、画面に表示されたPINコードを手動で入力する手順を求められます。
音を使ったペアリングやログインの仕組みといえば、Googleは今年2月、高周波音認証技術のスタートアップ SlickLogin を買収していました。SlickLogin はイスラエル国防軍で軍用セキュリティ開発に携わったという三人組が創業した企業。
SlickLogin の技術では、ウェブサイト側が発行するトークンコードをPCなどのスピーカーから聞こえない音で送り、聞いたスマートフォン側のアプリが自分の認証情報をネット経由でサービスとやりとりしてログインを完了させます。
SlickLoginの解説では、発生する音(トークンコード)は毎回異なる上に、認証情報そのものは音ではなく携帯端末側に含まれているため、仮に音を盗聴されても、その場ですかさず別の携帯を近づけられても問題がないとしています。利点はパスワードを覚えたり、ワンタイムトークンコードなどを手で入力する必要がないこと。パスワードなど他の手段と併用も可能です。
Googleが買収後にSlickLoginの技術をどの程度取り入れるのかは注目でしたが、まずはあまり実害のない?ところからさりげなく導入されるようです。
Google が iOS版 Google アプリをバージョン5に「完全リニューアル」しました。Googleの新しいデザインガイドライン「マテリアルデザイン」を取り込み、従来よりも直観的な操作が可能となりました。
またiPhone 6 / 6 Plus のRetina HDディスプレイにようやく対応したほか、マップ機能の統合や、検索履歴表示などの機能も追加されています。
マテリアルデザインとは Google I/O 2014 で発表となった UI デザインのガイドラインで、Android 5.0 Lollipop にも採用されています。マテリアルデザインはスマートフォンだけでなくスマートウォッチからスマートTV 、車載デバイスに至るまで、Google が創りだすすべてのデバイスやサービスへの提供を目指しています。
あらゆるデバイスで同じ操作性という難題をクリアするため、Google デザイン担当バイスプレジデントの Matias Duarte は、「現実世界にある物理的なルールを取り入れることで考える負担を軽減する」というコンセプトを採用したと語っています。
この話だけだと アップルが iOS から追放したスキューモーフィズムのようにも聞こえますが(現実のマイクを模したボイスメモや、リアルな紙や布の再現等)、あくまでデザインの基本は変わらず、フラットデザインと現実世界の操作性をうまく組み合わせた特徴を持つ UI となっています。
マテリアルデザイン採用の他にも、今回のアップデートには検索履歴、マップ統合、ワンタップでアプリのホーム画面に戻る機能が追加されました。
これまで、Google アプリのウェブ検索で表示したページをさかのぼりたい場合、スワイプ操作でページをめくっていくしかありませんでした。新バージョンでは閲覧したページをカード状に縦に並べ、回転式フォトフレームのように履歴をたどれます。
マップ統合機能は、Google アプリからGoogle Maps アプリへのリダイレクトをやめ、Google アプリ内でそのまま地図表示を可能としています。表示だけでなく拡大縮小、その場のポイントの情報表示といった基本操作も Google Maps アプリと同様におこなえます。
画面下部の青いボタンは、Googleアプリ内のホームボタンの役割を担います。検索画面からほかのページに遷移すると、画面下にこのボタンが表示されます。新たな検索をしたいときはこれをワンタップするだけでアプリの最初の画面にジャンプし、同時に音声検索ボタンも表示します。
さらに画像検索結果の区切り線が細くなり、より画像が見やすくなるといった細かい部分も改善されています。
ちなみに、今回のアップデートで Google アプリは iPhone 6 /6 Plus の Retina HD ディスプレイに対応しました。純正キーボードの高解像度だけ使える機能にアクセスできたり、サードパーティーのATOK for iOSテンキーモード入力では片手入力しやすいよう左右寄せが可能となったほか、QWERTY キーボードでも微妙な大きさの違いがなくなり、ようやくキーの打ち損じからも開放されそうです。
Retina HD ディスプレイへの対応はアプリ制作者側の対応が必要であり、iPhone 6 /6 Plus の利用者にとっては地味に不便なところです。まだ対応していないアプリにはできるだけ早く改善してほしいものです。
auがVoLTEサービスの開始を発表しました。サービス開始に合わせ、VoLTEに対応するスマートフォン2機種「isai VL LGV31」と「URBANO V01」を12月12日に発売します。
VoLTEはこれまでの3Gの回線交換方式ではなく、LTE網のパケット通信で通話をするサービス。対応機種同士がLTE網に接続した場合の通話では高音質かつ発着信が早いのが特徴です。
国内のVoLTE導入ではNTTドコモが6月に開始するなど先行していますが、auのVoLTEの大きな差別化要素は、通話しながらディスプレイを通話相手にミラーリングするといった共有機能「シンクコール」に対応すること。
カメラ映像や位置情報、手書きメモもリアルタイムで通話相手と共有できます。オプションで最大30人の同時通話が可能なボイスパーティーも利用可能です。
またKDDIはVoLTEサービス開始に合わせ、対応モデル2機種を12月12日に発売します。
なおこの2機種は国内ではLTE通信のみで、3Gには非対応となります。
isai VL LGV31は、LG製スマートフォン。今年7月発売の isai FLをもとに新たに VoLTE に対応したほか、RAMを2GBから3GBへ増やしたアップデートモデル。
主 な仕様は、5.5インチ2560 x 1440 AH-IPS 液晶、クアルコム Snapdragon 801 MSM8974AC (4コア最大2.5GHz)、3GB RAM、32GB ストレージ、802.11a/g/n/ac WiFi、Bluetooth 4.0、NFC、おサイフ、ワンセグ、フルセグ、防水防塵。
カ メラは背面13.2MP、前面1.3MP。ほかmicroSDXC スロット(最大128GB)、赤外線、WiFi テザリング (最大8台)、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、ノックコードなど。OS はAndroid 4.4 KitKat。
URBANO V01は京セラ製スマートフォン。VoLTEへの対応を除けば基本設計は7月に発売したURBANO L03とほぼ共通という仕様です。
主な仕様は、5.0インチ1920 x 1080 液晶(Dragontrail X)、クアルコム Snapdragon MSM8974AB (4コア2.5GHz)、2GB RAM、16GB ストレージ、802.11a/g/n/ac WiFi (Miracast 対応)、Bluetooth 4.0、ワンセグ。フルセグは非対応。
カ メラは背面13MP、前面1MP。ほかGPS、NFC、おサイフ、microSDXC (最大128GB)、HDMI (MHL 対応)、赤外線、テザリング (最大10台)、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、防水防塵など。OS はAndroid 4.4 KitKat。
バッテリー容量は3000mAh。本体サイズは W70 x D141 x H9.9mm、約155g。
LINEは国内初の公式ストア LINE FRIENDS STORE を東京・原宿に12月13日(土)にオープンします。
日本ではここでしか購入できない LINE公式キャラクターグッズ を400点以上揃え、スワロフスキーなど海外有名ブランドとコラボレーションした商品も扱います。オープンに先駆け店内の写真レポートを届けします。
LINE FRIENDS STOREがオープンするのは東京・原宿の明治通り。取扱う商品はLINE公式キャラクターグッズを中心に400点以上が揃います。
原宿という立地から若い女性をターゲットにしているという店内では、ぬいぐるみも身体付きから頭部だけのものまでさまざま。大人や外国人観光客の集客も見 込み、文房具や海外有名ブランドとコラボした食器やアクセサリーを揃え、価格帯は150円から30万円超と幅広くなっています。
店内は1階と地下1階の2フロアで構成され、1階にはLINE公式オリジナルグッズなどが中心。地下1階は海外有名ブランドとコラボレーションした商品が並べられています。
こちらはカップルに嬉しいペアぬいぐるみ。公式キャラクターのコニー(左)とブラウン(右)が楽しそうに並んでいます。お値段3600円。
大小さまざまなぬいぐるみやキーホルダーが並びます。
こちらはLINEスタンプをリアルスタンプ化したもの。
スマートフォンの画面上で見るLINEスタンプを現実の紙に押せます。全24種類で1つ500円で販売しています。
こちらはマグカップ。全2種類で1つ1500円から
こちらはコニーとブラウンが描かれたiPhone 5s用ケース。
スーパーでの買い物に使えるエコバッグ。全4種類で2300円。
LINEキャラクターが描かれたTシャツも販売しています。
階段を降りた地下1階は、SWAROVSKY(スワロフスキー)、BOOKBINDERS DESIGN(ブックバインダー デザイン)、GUSTAFSBERG(グスタフスベリ)、Muurla(ムーラ)など海外有名ブランドとコラボレーションした食器やアクセサリー、ノート といった商品が並びます。
スワロフスキークリスタルをあしらった15cm大のコニー。お値段39万円
一角には部屋でくつろぐブラウンとコニーが鎮座していました。
グローバル市場での更なる成長を目指すLINEは、これまでにLINEストアを香港、シンガポール、ソウル、台北などにオープンしています。日本では初となるLINE FRIENDS STORE。クリスマスギフトにもちょうどいい商品が揃っていました。
12月13日(土)オープン予定。営業時間は11時~21時(オープン初日は9時開店)です。
ワイモバイルでの発売日12月11日にあわせて、国内Google Playストアでも Nexus 6 が買えるようになりました。価格は同じ32GB 7万5170円。64GB版もワイモバイルと同じ8万5540円ですが、こちらは「近日発売」となっています。
カラーバリエーションはワイモバイルでは当初ダークブルーのみ販売し、クラウドホワイトは近日入荷予定(12月中旬)としていますが、Google Playでは32GBモデルのみながらダークブルーもクラウドホワイトも両方購入できました。
しかしクラウドホワイトはあっという間に売り切れてしまい在庫切れ。ダークブルーは11日未明の時点でまだ在庫があり1~2営業日以内に出荷のステータスです。
Nexus 6 はモトローラ製の最新Nexus 端末。主な仕様は 5.96インチ2560 x 1440 AMOLEDディスプレイ、Snapdragon 805プロセッサ (Krait 450クアッドCPUコア 2.7GHz+Adreno 420 GPUコア)、3GB RAM、32GB または64GBストレージ。
大型フラッグシップ同士の iPhone 6 Plus (5.5インチ1920 x 1080 フルHD液晶)と比較すれば、画面の面積で約2割広く、画素数では8割近く多くなっています。重さはiPhone 6 Plus 172gに対して184g。厚さは約3mmほど厚い10.06mm
ほか3220mAhの大容量バッテリー、Qi無線充電対応、15分充電で最大6時間使えるTurbo Charger対応、光学手ブレ補正つき13MP F2.0カメラ、前面2MPカメラ、前面デュアルスピーカーなど。
OSには最新の 5.0 Lollipopを標準搭載します。
Nexus 5 (左)と比較。
iPhone 6 と比較。
Google が Android Wear スマートウォッチのカスタムウォッチフェイス(文字盤)を正式に解禁しました。開発者は Watch Face APIを使い、好みのデザインや機能を備えた文字盤アプリを書いてGoogle Playで配布できるようになります。
Google Play ではパックマンがフルーツやゴーストを食べて回るPAC-MAN Watch Faceや、ゲームや映画のキャラクター、企業やアーティストによるデザインなど多数のウォッチフェイスがすでにダウンロード可能です。
かねてから予告されていたカスタムウォッチフェイスは、Android Wearデバイスの Android 5.0 Lollipop アップデートによって使えるようになります。
Android Wear はペアリングしたスマートフォンやタブレットなどを経由して自動的にOTAアップデートする仕組みですが、Android Wear本体が5.0 Lollipopにアップデートしないかぎり、ストアで配布中のカスタムウォッチフェイスは利用できません。
また Android Wearデバイスを管理するコンパニオンアプリであるAndroid Wear(アプリ)も更新され、カスタムウォッチフェイスのダウンロードやブラウズ、切替機能が加わりました。
ややこしい話ですが、時計と連携するスマートフォンやタブレット(母艦)上で動くAndroid Wearアプリのほうは、母艦のOSが 5.0 Lollipopでなくても最新バージョンにアップデートできます(要Android 4.3以上)。
Android Wearアプリ、アプリを経由したAndroid WearデバイスのOSともにアップデートは段階的にロールアウトするため、ユーザーによっては更新できるまでに時間がかかる場合もあります。
韓国の歌手PSYの曲『江南スタイル』(カンナムスタイル)公式PVがYouTube史上初の再生回数10億回を超えたニュースから約二年。
Googleは『カンナムスタイル』の再生回数がついに32bit INT(約21億4748万回)を超え、YouTubeの仕様上の上限に達したことを発表しました。
江南スタイルのPVがYouTubeで公開されたのは2012年7月。同年12月にはYouTube初の10億再生超えを果たしていました。日本では曲や 歌手よりもYouTubeの再生回数記録がニュースになる程度でしたが、その後は2013年内に15億、今年2014年5月には20億回を超えています。
YouTubeによると、再生回数カウンタはまさか21億回を超えて再生される曲が出現するとは想定せず32bit INT(符号付き)として設計していたため、最大値の2147483647を超えると計測不能になる仕様とのこと。
このため、YouTubeでは再生回数カウンタを32bit仕様から64bit INTに変更して対応しています。次の再生回数上限は922 京3372兆0368億5477万5808回。またカンスト(カウンターストップ、上限到達)する曲が現れるかどうかはどの宇宙モデルを採用するか的な話 になりそうです。YouTubeでは初の再生回数カンストを記念して(?) 江南スタイルの再生回数上にポインタをホバーするとちょっとしたアニメーションを再生するイースターエッグを仕掛けています。
ブリストル大学のBenjamin Long氏らが発表したのは、超音波トランスデューサを二次元的に敷き詰めて独自のアルゴリズムで連動させることで、空中の一定の場所の空気を動かして圧力差を生み出し、触れて分かる触感を与える技術。
手の位置を認識するセンサと組み合わせてPCで演算することで、手が現在触れているはずの場所の空気を振動させます。動画中のデモは、空気の動きが目に見えるよう横から照明を当てたオイルの表面に超音波を向けた仕掛け。
Long氏らは、こうした超音波による触覚再現技術により、たとえばエンターテインメント向けの触れる立体映像や、運転中などタッチスクリーンに注目できない際に触って判断できるボタンを生成するといった応用の可能性を挙げています。
元論文は Rendering Volumetic Haptic Shapes in Mid-Air using Ultrasound
こちらは今年のDIGITAL CONTENT EXPO で東京大学大学院 篠田・牧野研究室がデモしていた『空中触覚タッチパネル』
また空中に触感を与える技術としては、ディズニーの研究組織 Disney Research も、超音波ではなく風(渦)を正確に発射して触った感覚を生み出す技術 AIREAL を公開しています。
楽器・音響機器メーカー Line 6 が、Bluetooth 対応ギターアンプ AMPLIFi シリーズの新製品 AMPLIFi TT を発表しました。従来の AMPLIFi シリーズからスピーカーを省き、単体のマルチエフェクターとして機能します。また Bluetooth 接続のスマートフォンやタブレットで再生する音楽とギター演奏をミックスして出力できます。
AMPLIFi TT は「テーブルトップ・マルチエフェクター」という位置づけの製品。今年春に発売した AMPLIFi 150 /75 はギターアンプとしてそのまま使える一方、自宅で使うには少々かさばるうえ、持ち運びにくいのが難点でした。
その点 AMPLIFi TT は机の上において使える大きさで、リビングや書斎でも手軽にギター演奏やトーンの組み合わせなどが楽しめそうです。
Bluetooth 対応により、ギターからの入力に加えてスマートフォンなどから音楽を再生可能。再生中の音楽とギター演奏とミックスし、出力可能です。
音声の出力先はギターアンプにかぎらず、リビングにある ホームシアターやアクティブスピーカーなど、ライン入力や光デジタル入力を備えるオーディオ機器が使えます。さらに PC と USB 接続すれば、演奏をそのままデジタルレコーディングするといったことも可能です。
AMPLIFi TT は70種類を超えるギターアンプや100種類以上のエフェクト、20種以上のスピーカーキャビネットモデルを標準で用意します。エフェクトは最大で8種類まで同時に使用できるほか、100種類以上の内蔵プリセットで、ジャンルを問わず好みのサウンド演奏できます。
エフェクトの組み合わせやトーンの細かい調整には専用アプリ「AMPLIFi Remote」を使用します。トーンは追加可能で、世界中のユーザーによる自作トーンの数は10万以上。それらはLine 6 のクラウドから自由にダウンロードして再利用できます。もちろん自分で調整したトーンも公開可能です。そのほか、アプリには音楽ファイルを再生時、その楽曲にマッチするトーンを自動的に検索してダウンロードするといった便利機能も備えます。
AMPLIFi Remote アプリは iPhone 5 以降、iPad(第4世代以降)、iPad Air、iPad mini、iPod touch に対応。Androidはバージョン4.2以降で使えます。
本体全面にはボリュームノブのほか DRIVE /BASS /MID /TREBLE /REVERB の5つのサウンド調整ノブを配置。さらに左端にはギター接続端子、右端には標準プラグのヘッドホン端子を備えます。
そのほかの入出力は、ギターアンプへ出力するための標準プラグ、一般的なアンプやアクティブスピーカーへ出力するライン出力用の RCA ピンジャックと標準プラグによる出力がそれぞれ1組ずつ、光出力(TOSLINK)、フットコントローラーなどを接続するFBV端子、PC接続用のUSB端子。
AMPLIFi TT は米国ではすでに発売中で、価格は349.99ドル。
ちなみに AMPLIFi TT はまだ日本では正式発表していないものの、Line 6 の日本語サイトには掲載済み。11月21日~23日に幕張で行われた楽器フェアにも出品されていたことから、国内発売の日もそう遠くはなさそうです。
ASUS がChrome OS ノートChromebook C300MA の一般向け価格と発売日を発表しました。ラインナップは量販店などで販売する日本語キーボードモデルと、ASUS オンラインショップ限定の英語キーボードモデルの2種類。
税別予想実売価格は前者が3万6800円、後者が2万9800円。発売日はともに2014年12月13日(土)で予約も受付中です。なお日本語キーボードのホワイトモデルのみ、2015年1月中旬以降に予約・販売開始予定です。
また先日の発表時から日本語モデルの仕様に変更があり、ストレージ容量が32GB から16GB へ半減しています。
2モデルに共通の仕様をまとめると、13.3インチ1366 x 768 非光沢液晶、インテルCeleron プロセッサN2830 (2コア2スレ 2.16-2.41GHz)、16GB eMMC、802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth 4.0。
ほか前面92万画素カメラ、USB3.0 x 1、USB2.0 x 1、HDMI 出力、SD/SDHC/MMC スロット、マイク/ヘッドホン兼用端子、ステレオスピーカーなど。
メインメモリは日本語モデルが4GB、英語モデルが2GB。
本体カラーは日本語モデルがブラックとホワイト。英語モデルはスカイブルー、バレンシアオレンジ、ハニーイエロー。
寸法と重さは329 x 230 x 20.3mm、約1.4kg。バッテリー駆動時間は約10時間です。
またASUS はChrome OS 採用の小型デスクトップChromebox を2014年12月12日(金)に発売します。予想実売価格は3万1500円。こちらも予約受付中です。
クリエイティブメディアが USB-DAC 内蔵 のアンプ製品 Sound Blaster X7 を発表しました。PC のほか、DVD/BD プレーヤー、ゲーム機、スマートフォン/タブレットなどとの接続に対応。最大 192kHz/24bit のハイレゾ再生対応や高級パーツの採用など、オーディオ品質を高めた「ウルトラハイエンドモデル」を謳います。
奇抜なデザインは Sound Blaster シリーズらしさを漂わせますが、それだけでなくオーディオ機器としても、高品質な再生への配慮がうかがえます。たとえば PC で再生中のオーディオデータを、DSP を通さず直接 DAC へ送る「ダイレクトモード」や、同様に光デジタル入力を直接 DAC へと送る「S/PDIF-In ダイレクトモード」を搭載し、原音忠実性を重視した再生が可能です。
DAC チップには高出力で S/N 比の高いバーブラウン PCM1794 を採用。ヘッドホンアンプには TI TPA6120A2 を搭載し、600Ω までの高インピーダンスヘッドホンにも対応します。また DSP にはクリエイティブメディア独自開発のマルチコアプロセッサー SB-Axx1 を搭載します。
内部パーツにもこだわっており、コンデンサーにはニチコンのオーディオ用ハイグレード品「Fine Gold」を使用。オペアンプはソケット式にしてあり、保証対象外となるもののユーザーの好みのオペアンプに取り替えることもできます。
PC や Mac との USB 接続では最大で192kHz/24bit の再生に対応。USB-A 端子は iPhone を接続すれば最大 48kHz/24bit のデジタル再生が可能。Android デバイス は AOA(Android Open Accessory Protocol)2.0対応機種であれば、最大44kHz/16bit のデジタル再生に対応します。
入力ソースとしては他に Bluetooth を備え、ワイヤレスでスマートフォンなどから音楽を再生できます。バージョンは4.1に準拠しており、対応するプロファイルは A2DP /AVRCP /HFP。コーデックは SBC /AAC /aptX /aptX Low Latency。NFC によるワンタッチペアリング、最大2台の Bluetooth 機器を同時待ち受けできるマルチポイントに対応します。
またドルビーデジタルデコーダー搭載により、DVD/BD の再生や PlayStation 4 といったゲーム機との接続で 5.1chサラウンドの臨場感ある伴う再生も可能です。
アンプの最大出力は4Ωのパッシブスピーカー使用時で76W(38W x2)。8Ωのスピーカーでは54W(27W x2)。
入出力は USB(PC接続用)、USB-A(スマートフォン用)、アナログライン入力(RCA) x1系統、マイク入力、光デジタル入力。出力は6.3mm 標準ヘッドフォン出力、3.5mm ステレオミニ出力、ライン出力(RCA) x1系統、ライン出力(3.5mmミニプラグ) x1系統、光デジタル出力。本体前面にはマイクを内蔵しており、通話やボイスチャットなどに対応します。
なお、ヘッドホン出力は標準と3.5mm ステレオミニの2種類がありますが、どちらにつないでも同じ音声が聞こえます。
本体大きさは約129 x 149 x 145mm。重さ約865g。
発売時期は12月中旬。直販サイトでの税抜価格は4万6000円。
ちなみに本体背面には2つの小さな穴が開いています。これはヘッドホンスタンドとなるパーツを取り付けるためのもの。オーバーヘッド型のヘッドホンは意外と保管場所に困るものなので、このスタンドは地味に重宝しそうです。
米国の音楽誌ビルボードが、アルバム・チャート「Billboard 200」に音楽ストリーミングサービスの再生回数を算入します。世界的に広まりを見せるストリーミングを集計に加えることで、「売れている」だけでなく実 際に「聴かれている」アルバムが上位にランキングするチャートとなりそうです。
ストリーミングサービスの再生回数データを集計に加えるのは週間アルバムチャート「Billboard 200」で、12月4日発表分(集計は11月最終週)からとなります。
ストリーミングのデータとアルバム売上の組み合わせかたは、米ビルボードによるとアルバムがストリーミングで1500回再生されるごとにCD1枚分の 売上としてカウントするとのこと。また、アルバム内のトラックが個別に再生された場合は、10曲分が再生されればアルバム1回の再生とします。集計される ストリーミングサービスには Spotify、Google Play、Beats Music、Rdio、Rhapsody などが紹介されています。
ビルボードのチャート担当ディレクターSilvio Pietroluongoは「ストリーミングデータを加えることで、これからは売上の瞬間だけでなく、アルバムが時間の流れとともにどれぐらい聴かれ続け るのかもわかる」とコメント。既存の売上ベースのチャートから、その後のリスニング動向も含んだチャートになるとしています。
米国では CD など物理的な音楽コンテンツ販売の減少にくわえ、最近は iTunes に代表されるダウンロード販売もストリーミングサービスに押されて減少の兆しを見せています。
こうした流れを受け、売上をベースとしたチャートは現実の流行を反映しているとは言い難くなっており、今回のビルボードの変更はふたたびチャートの信頼性を高めるものとなりそうです。
ちなみに、11月29日付 Billboard 200 の1位は Spotify から作品をすべて引き上げて話題となったテイラー・スウィフトの「1989」。デジタル配信嫌いで、Spotify はもとより iTunes にすら作品をおろさない超大物カントリー歌手 ガース・ブルックス の13年ぶりの新作も4位に位置しています。
ヤフーがIoT領域の新サービスを提供する。京都で開催中の招待制イベント「Infinity Ventures Summit 2014 fall Kyoto」の中で、ヤフー イノベーションサービスユニット ユニットマネージャーの松本龍祐氏が明らかにした。
「Yahoo! IoTプロジェクト(仮)」と呼ぶ新サービスは2015年春にリリースの予定。IoTのハードウェアそのものではなく、SDKやデータベース、解析、IDといったバックグラウンド環境をサービスとして提供するというものだ。
発表後、松本氏は「例えばイケてる時計型のプロダクトを作ったとして、(機能面では)単体での価値は1〜2割だったりする。でも本当に重要なのは バックエンド。しかしユーザーから見てみれば時計というプロダクトそのものに大きな価値を感じることが多い。そうであれば、IoTのバックエンドを BaaS(Backend as a Service:ユーザーの登録や管理、データ保管といったバックエンド環境をサービスとして提供すること)のように提供できればプロダクトの開発に集中 できると思う。クラウドが出てネットサービスの開発が手軽になったのと同じような環境を提供したい」とサービスについて語ってくれた。
松本氏はまた、IFTTT(さまざまなウェ ブサービスを連携して利用できるようにするサービス)を例に挙げ、バックグラウンドで複数のサービスが連携できる仕組みも提供していくとも語った。「パー ツとしてヤフーのサービスを使ってもらってもいいし、他社のサービスと連携してもいい。全くコードを書けないと簡単な事しかできないが、ライブラリも用意 して手軽に利用できるようにしたい」(松本氏)。イベントでは、ネットに連携する目覚まし時計とYahoo!天気、Pepperを連携させて、 「Yahoo!天気でその日の天気をチェックして、雨ならば予定より30分早く目覚ましを鳴らす。目覚ましで起きなければPepperが起きるように呼び かける」というデモを披露した。
このサービスは当面無料で提供していく予定。ではどうやってマネタイズするのかと尋ねたところ「ヤフーはビッグデータカンパニー。そのデータを生か せればいい。例えばYahoo! IDを使っているユーザーが増えることはメリットになる。ウェラブルデバイスのデータを取れれば広告の制度を高めることだってできる」(松本氏)とのこ と。
また、このサービスを利用する開発者に対しては、ヤフーグループとして販売やマーケティング面でも支援をしたいと語る。「例えばY! Mobileの店頭での販売、Yahoo! ショッピングでの販売なども検討できる」(松本氏)。松本氏は現在ヤフーグループのコーポレートベンチャーキャピタルであるYJキャピタルのパートナーも 務めているため、YJキャピタルでIoT分野のスタートアップに投資し、このサービスを導入したいと語っていた。「ヤフーはPCの戦いで勝ったが、スマホ では圧倒的なナンバーワンではない状況。IoTでまた圧倒的なナンバーワンを取っていく」(松本氏)
余談だが、ヤフー執行役員の田中祐介氏もこのタイミングでYJキャピタルのパートナーに就任している。田中氏いわく、同氏や松本氏など起業経験を持 つヤフーの役職者がYJキャピタルのパートナーとして活動していくことになったそうだ。またヤフー執行役員でYJキャピタル代表取締役小澤隆生氏による と、YJキャピタルは現在200億円規模のファンドを準備しているそうだ。
SonyはこのほどPlayStation Vueと呼ばれる企画を発表して、コンテンツストリーミングのレースに参加する最新の選手になった。このクラウドサービスは75のチャネルから番組を送出し、それをPlayStation 3や4で楽しめる。
Sonyによると、このインターネットTVサービスは今月ニューヨークで、招待制のベータで立ち上がる。番組にはCBSやFox、NBCUniversalなどのものが含まれる。コマーシャルの挿入は2015年の第一四半期から始まるそうだが、視聴料はまだ不明だ。
今聞いている説明では、それは月払いの会員制で提供され、お値段は“公正かつ他社と十分競争できる額”である、と。合衆国以外でのサービス開始についても、現段階では不明だ。
画像提供: USA Today
PlayStation Vueは最新ホヤホヤの番組やムービーをオンデマンドで提供する。各チャネルの過去3日のコンテンツは録画しなくても見られるが、ユーザは放送前の番組の予約録画ができ、それを28日間視聴できる。
Sonyはこのサービスについて、“テレビの見方が完全に変わる”、と勝ち誇ったように宣言しており、たしかに提供コンテンツの編成に相当力を入れていることは分かるが、来年合衆国のストリーミング市場に参入してくる大企業はほかにもいる。
先月はHBOが、2015年に単独でオンラインの会員制サービスを開始し、 NetflixやHuluなどの既存勢力と戦う、と発表した。 SonyのオーディエンスはPlayStationのオーナーに限定されるが、ゲームファンはブランドロイヤリティが高いし、Netflixからお客を奪 うというよりも、Sonyのお客さんを新たなサービスでさらに囲い込むことが、ねらいだろう。もちろんそれは、合衆国のケーブル企業にとって嬉しくない ニュースだ。
Hulu PlusやNetflix、Amazon Primeなどは、ケーブルテレビに毎月お金を払ってテレビを見るのをやめたい、と思っている人たちのための、強力な代替手段だ*。でも、有線のケーブル ではなくインターネットを使うケーブル(ではない)テレビはどうだろう? セットトップボックスは使わないし、DVR的な‘あとで見る’機能や検索機能も ある。そして家庭にあるふつうのスマートTVで通常のテレビ番組も見られる(あるいはあなたのiOSデバイスからApple TVに番組をAirPlayでストリーミングできる)としたら? スウェーデンの Magineが月曜日(米国時間3/25)からやろうとしているのが、それだ。 〔*: アメリカのテレビの見方の主流はケーブルテレビ経由。〕
月曜日に始まるMagineの“ファーストエディション”は、毎月約10ユーロを払うと30のチャンネルを見られる(最初の30日は無料試用期 間)。その30のチャンネルの中にはスウェーデンのテレビ局のほかにCNN International、BBC World News、National Geographic、Cartoon Networkなどもある。今後も、権利を獲得次第、チャンネルを増やしていく。
Magineの本質はケーブルテレビのスタートアップだ。つまり、クラウド上のケーブル事業者〔物理的な‘ケーブル’はない〕。スウェーデン国内の テレビ局と契約し、ヨーロッパの有料放送とは料金支払いの契約を結んでいる。同社がユーザに代わって‘会費’を払う。すべてがクラウドからのサービスなの で、ケーブルの敷設やそのメンテナンスなどの資本支出が要らない。
今年の初めにドイツのミュンヘンで行われたDLDカンファレンスでMagineのデモを見たぼくは、その後同社のベータユーザとしてとても満足して いる。合衆国の今の制度ではMagineの進出や、同様のクラウドサービスの展開は無理だが、同社はとりあえず全ヨーロッパへのサービス拡大を考えてい る。今、各国および全ヨーロッパ的な放送局と交渉を進めている。
Magineも強調しているように、これは違法すれすれの離れ業ではなくて、放送業界の公認の下(もと)に進められている正規のビジネスモデルだ。 放送局は前向きにMagineと協力しており、彼らにとってはディストリビュータ(流通経路)がまた一つ増えるわけだから、それも当然だ。
既存のテレビ放送をインターネット化クラウド化しただけでなく、Magineには21世紀のケーブルTVと呼ぶにふさわしい斬新なユーザ体験が組み 込まれている(それらに比べるとアメリカの各家庭にあるComcastのボックスが、これまで以上に古ぼけて見えるだろう)。Magineのサービスは、 Webやモバイル経由でテレビ(スマートTV)からアクセスする。
その仕組みはこうだ(まず、あなたがスウェーデンに住んでること):
ベータの登録ユーザになったら、Web、または携帯やタブレットのアプリからMagineを見られる。またSamsungとLGのスマートTV用に は専用のアプリがある(スウェーデンで売られるSamsungにはプレインストールされる)。TVとモバイルのアプリはどちらもクラウドにアクセスし、携 帯やタブレット、あるいはテレビのリモコンでコントロールする。モバイルの場合はテレビ画面にQRコードが出るので、それをスキャンすれば接続される。
従来のケーブルテレビと違ってMagineには検索と発見の機能がある。各チャンネルの番組表を見られるだけでなく、番組を前回前々回などへさかのぼって見ることもできる(最大7日前、または30日前まで)。
月曜日からは、ベータの参加者もアプリが新バージョンにアップグレードされ、検索と発見がより便利になる。さらにその後は、これまで待たされていた申込者を順次登録していくとともに、サービスの供用区域をヨーロッパの全域をめざして拡大していく。
とても野心的な会社だけれど、やってることの内容を見れば、そのうちヨーロッパのメジャーの地位を獲得してもおかしくはない。合衆国では当分無理だとしても、こういうものができるだけ早く可能になるよう、働きかけていくことは重要だ。
Amazonのつながるテレビ計画はFire TVでは終らない。今日(米国時間10/27)同社は、Fire TV Stickを発表した。39ドルのドングルでChromecastに似ている。あなたが既にAmazon Primeの会員であるか新規登録すれば、今日から2日間にはわずか19ドルで買える。Fire TVの発売前に本誌は、Amazonがドングル型デバイスを開発中だという信頼できる情報を得ていたので、Amazonの開発チームはつながるテレビ戦略へのアプローチを2種類以上持っていたようだ。
Fire TV Stickの報道資料は、Chromecastの名前を挙げて、Amazon製ハードウェアはGoogleのストリーミング用スティックの2倍のメモリー とデュアルコアCPU、MIMO Wi-Fi、および製用リモコンを持っていることを指摘している。Fire TV StickはRAM 1GB、ストレージ 8GBを塔載し、AmazonのASAPストリーミング技術によって、通常ストリーミングサービスで起こりがちなバッファー遅延を起こすことなく、ビデオ ストリーミングが可能だ。
Fire TV Stickでは、Netflix、Prime Instant Video、Hulu Plus、Twitch、WatchESPNを始めとする多数のサービスを箱から出してすぐ利用できる。Fire TV Remoteアプリが、Fire phone、Android、および近々iPhoneで提供され、Fire TVに導入されたのと同じ音声検索をFire TV Stickでも使える。Amazonは、無料Primeメンバーシップ1ヵ月分も付けている。アプリを使わずに音声検索を利用したいユーザーは、別売りの Fire TV Voice Remoteを29.99ドルで購入できる。
このFire TV Stickは、iOSおよびAndroidのタブレットやスマートフォンからYouTube、Spotify等のアプリを再生したり、Fire OSまたはAndroid端末の画面を完全にミラーリングすることができる ― Chromecastと同じだ。セカンドスクリーンとX線機能は、テレビでメインコンテンツが放映されている間に、補助的コンテンツをモバイル端末に送り 込む。
Amazonは、機能、価値の両面でChromecastに本格的戦いを挑む初めての会社になるかもしれない。しかし、実世界でどこまでできるかはこれからの勝負だ。
Chromecast がついに Androidスマートフォンやタブレットからの画面ミラーリングに対応しました。
通知やボタンも含めてAndroidの画面をそのまま飛ばすため、Chromecastに対応しない動画サービスや、端末にローカル保存した画像、あるいはゲームなども大画面に映せます。
AndroidからChromecast への画面ミラーリングは、6月の開発者イベント Google I/O 2014 で予告されていた機能。現在はベータ版の段階で、利用には対応するAndroid端末と、Chromecast アプリ v1.7以降が必要です。iOSでは今のところ利用できません(が、アップルはアップルで画面ミラーリングソリューションは以前から用意しています)。
Chromecast 1.7の配布はGoogle Playで始まっていますが、例によって全ユーザーから更新が見えるようになるまで数日かかります。
画面のキャスト機能を正式にサポートする端末は: